© 2018 by Carnegie Mellon University. Tepper.MBA Japanese Students
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1. はじめに
幼少の頃アメリカで生活していたこともあり、アメリカへ留学しアメリカの高等教育を将来的には受けたいと考えておりました。また、父親の影響もありMBAというものに高校の頃から非常に興味を持っていました。大学時代に公認会計士の資格を取得し、監査法人へ就職しましたが、会計や監査だけでなく、公認会計士としてのバックグラウンドを生かしつつ、ビジネス全般(特に経営やファイナンス)について短期間で体系的に学びたいと考え、退社し私費でMBA留学することを決意いたしました。

2. 戦略/スケジュール
MBA受験には2回挑戦しました。一年目はGMATの点数がなかなか伸びなかったこともあり、エッセイの作成も遅れてしまう形となってしまい、すべてが後手後手に回ってしまいました。二年目はその反省を活かし、夏までにGMATのスコアをある程度まで上げ、エッセイやインタビューの準備に力を入れるようにしました。満足の行くエッセイが書けたことにより、ほとんどの学校からインタビューに呼ばれ、Tepperを含む数校から合格をいただくことができました。


受験スケジュール

一年目
06/2 TOEFL初受験
06/4 TOEFL3回目受験(CBT277点にて終了)
06/6 GMAT初受験
06/10 レジュメ作成開始
06/11 エッセイ作成開始
06/12 GMAT5回目受験(660点にて終了)
07/1 5校出願
07/2-3 4校不合格、1校Waitlist

二年目
07/8 GMAT7回目受験(680点にて終了)
07/9 レジュメ・エッセイに専念
07/10  1st Round 5校出願
07/11 4校インタビュー
07/12 1校Waitlist、2校不合格
08/1 2校不合格、2nd Round 6校出願
08/2 Tepperインタビュー、他校インタビュー
08/3  Tepper合格、他校インタビュー
08/4 2校合格、1校Waitlist、2校不合格


3. Why Tepper? 
Tepperを志望した理由は以下の通りです。
1.スモールスクールであること(1学年200人前後で全員と仲良くなれる)
2.トップスクールであること(TOP20以内であることは私費学生にとってはとても重要)
3.ファイナンスのプログラムに定評があること(ファイナンスを集中的に勉強したかったため)
4.定量分析に強みがあること(会計のバックグラウンドを生かすには、やはり数字に強いプログラムが自分には合っていると思ったため)
5.ロケーション(家族がいる人にとってピッツバーグはとても過ごし易いです)
実際にTepperに来てみてすべての理由について期待通りでした。特にスモールスクールであるというのは本当にTepperの良い面であり、自分の学年だけでなく他の学年や卒業生とも沢山知り合いになれ、ネットワークが非常に広がります。

4. レジュメ・エッセイ
プリンストンレビュー(現アゴスジャパン)にてエッセイカウンセリングを受講しました。英文でのレジュメの作成は初めてであったため、非常に有意義でした。また、エッセイカウンセリングは、仕事が忙しい中エッセイを書き続ける非常に良いペースメーカーとして活用しました。GMATやTOEFLの勉強をしながらのエッセイ作成作業は非常に辛いので、できれば避けたいところです。一年目の受験の際には、GMATの受験勉強とエッセイ作成作業とを平行して行う必要があり、どちらも中途半端になり、受験を失敗した原因にもなりました。二年目の受験の際にはGMATのスコアをアップさせてからはまず、レジュメに磨きを掛け、その後はエッセイに完全に専念するようにしました。

5. TOEFL 
海外生活も長く、業務上英語を使用することが多かったため、予備校には通う必要がないと思い独学でTOEFLの準備を開始しました。市販の参考書を使用し勉強しましたが、最も注力したのがライティングでした。3回目の受験で277点(CBT)を出しましたので、GMATの勉強に移行すべくここで止めました。TOEFLは2年間有効なため、CBTのスコアを2年目の出願時にも使用しました。

6. GMAT 
GMATもTOEFL同様、独学で準備を開始しました。市販の参考書を中心に勉強をしていましたが、点数がなかなか伸びず、プリンストンレビュー(現アゴスジャパン)の短期講座に手を出しました。点数が伸びるコツは解答テクニックだと思いますので、予算が許す限り予備校等へ通ったほうが良いのかもしれません。結論から申しますと、最後まで良く分からない試験でした。

7. インタビュー
Tepperのインタビューはオフキャンパス(東京)でアドミッションが来日してのインタビューでした。内容は非常にオーソドックスなもので、自己紹介、志望動機(なぜMBA? なぜ今か? なぜTepper?)、リーダーシップやチームワークの経験や自身の強み弱みについて聞かれました。また、入学したらどのようにTepperのコミュニティに貢献できるかを聞かれました。最後に質問をする機会が与えられたので質問を幾つかした後、自己アピールのため大学時代のアメフトの写真を見せました。奇しくもピッツバーグ・スティーラーズと同じユニフォームでインタビュアーはとても興奮していたため、強く印象付けられたと思います。

8. キャンパス訪問
Tepperへのキャンパス訪問は時間の都合上行いませんでした。合格後のウェルカムウィークエンドも出席したかったのですが、ちょうど業務の繁忙期と重なったこともあり、参加できませんでした。キャンパス訪問はモチベーションの向上にもつながりますし、エッセイにも説得力が出てきますので、是非することをお勧めします。

9. 推薦状
私の担当していた主要クライアントの担当マネジャー(直属の上司)二名に御願いしました。良く言われることですが、推薦状は推薦者の肩書きが重要なのではなく、いかに自分のことを理解しており、具体的な例を交えて推薦状を書いてもらえるかが重要だと思います。

10.サマー
TepperのQSRPプログラム(7月下旬に開始する2週間のビジネス用数学復習プログラム)に参加しました。文系出身でしたので入学前に一通りの数学(主に微分積分・確率統計)を総復習する必要があると考えていたので、非常に有意義なプログラムでした。また、8月中旬から開始する通常の2週間のオリエンテーションの前に現地に入ることによって、生活のセットアップだけでなく、英語を使うことに慣れ、友人も多く作ることができましたので、参加することのメリットは大きいと思います。また、今年度よりQSRPと同時期にSwartz Entrepreneurship Boot Campというアントレ向けの4日間の集中講義が提供されたので、参加しました。このプログラムはQSRPと重ならないように設定されておりました。内容的にもアントレに必要な知識やツールを学ぶ良い機会となり、また、卒業生の起業家とネットワーキングする良い場となりました。来年以降もあるか分かりませんが、機会があれば参加することをお勧めします。

11.最後に
MBA出願プロセスはTOEFLやGMAT、エッセイ等、本当にやることが多く、すべての面において気を配る必要があり、大変な作業です。しかし、これらすべてをやり遂げることにより自信にもなりますし、将来のビジョンもはっきり見えてくることと思います。これからMBAを目指す方や、現在受験中の方には最後まで諦めずに頑張っていただきたいと思います。頑張った先には充実したMBA生活と新たな自分が貴方を待っていることと思います。最後までお付き合いいただきありがとうございます。この合格体験記がこれからMBA受験をされる方の参考になれば幸いです。