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・ イニシャル:KN

・ 性別: 男性
・ 出願時年齢:31~35才
・ 海外経験:アメリカ大学卒+海外出張(年数回)
・ 費用:私費

 

1. はじめに(バックグラウンド)

・新卒で日系の電機メーカーに就職(営業として北米領域を担当)

・北米支社と連携して取り組んだデータ活用による営業活動の効率化に感銘を受け転職を決意

・デジタルマーケティング会社に転職後、データ分析/マーケティング戦略立案/クラウドプラットフォームを活用した顧客体験の設計/実装/運用等、クライアント企業のマーケティングDX推進を支援

 

2. Why MBA

・クラウドプラットフォーム等のデジタル基盤の活用は当然ながらマーケティング領域に留まらず、クライアント企業の課題と奮闘する中で、より経営層に近い視点/知識/スキルが必要だと感じたため

・上記を業務の延長線上で体得するにはかなりの時間を要すると考え、MBAプログラムで短期集中的に補強することで時間を買いたいと思ったため

・海外のデジタル基盤活用は常に日本の2‐3歩先をいっていることと、今後自分にとって必須と思われる英語での交渉力/ファシリテーション力/雑談力等を研鑽したいことを理由に海外MBAを志望

 

3. Why Tepper

・テクノロジーに強みを持っている学校であるため、自分のキャリアに一貫性を持たせられると思ったため

・ランキングとしてはそこまで高くない学校ではあるものの、テクノロジーやアントレに強いという特徴が尖っているように感じたため(個人の主観です)

・家族帯同を考えていたので、ピッツバーグという住環境が適していると感じたため

・ポストMBAとして考えている業界でアルムナイの方々がご活躍されているため

 

4. 受験プロセスの概要

・2018年12月からGMATの勉強を開始

・元々2019年での出願を目指していたが、スコアが取れず1年延期を決意

・スコアメイクに2年もかかる(2020年12月に出願スコアを獲得)

・2年間でGMAT→GRE→GMAT(+EA)とテスト対策を転向

・GMAT対策:アフィニティ、出願対策:AGOS/江戸義塾

・2021年5月にウェイトリストから合格

 

5. TOEFL/IELTS

アメリカの4年制の大学を卒業したため免除(一見ラッキーかと思いきや、その分GMATで苦しむことになりました…)

 

6. GMAT/GRE

EA 160 (IR18, V8, Q14)

・GMAT対策はアフィニティで一通りのクラスを受講(戦略クラス/演習クラス)

・MATHが最後まで安定せず(GMAT 45程度で推移)最終的にも49を取るので精一杯

 ※タイムスリップしてもう一度やり直すのであれば、MATHの対策をないがしろにせず早い段階から対策強化します(もう二度とやりたくありませんが)

 

7. レジュメ/エッセイ

・レジュメとエッセイについては、まずAGOSのカウンセラーと日本語で整理した上で英語のドラフトを作成

・江戸義塾のEDにもスポットでカウンセリングをお願いしながらエッセイを最終化

・10月初旬頃からカウンセラーとの面談を始めたものの、上述の通り12月にやっとスコアメイクができたというもあり、実質1ヶ月程度で詰めざるを得なかった状況

 

8. 推薦

・直属の上司2名に依頼

・退職前提の私費ということもあり、かなり慎重に依頼を実施(11月頃)

 

9. インタビュー

・AGOSでのインタビュー対策を1回

・EDとのモックインタビューを各校1回程度実施

・質問の内容は大体出回っているので、そこに合致するストーリーを構成しひたすら練習

 

10. 最後に

受験プロセスはかなり厳しいものでした。仕事もきちんとパフォーマンスを出しながら、勉強の時間を捻出するのは簡単なことではないと思います。私は個人的な事情と重なったこともあり、一度本当に諦めかけました。

GMATは勉強時間とスコアが比例しないテストだとよく言われますが、本当にその通りだと思います。ただやみくもに時間をかければ良いというものではなく、勉強の仕方や対策にある程度のコツがあると思っています。中には数ヶ月の勉強で素晴らしいスコアを取られる方々も一定数います。私は勝手に天才の部類の人たちと呼んでいますが、そういった方々は往々にしてこれまでの受験戦争を勝ち抜いてきた人たちであることが多いです(これまでの人生で既に相当の勉強をされてきている方々)なのであまり受験経験がない方々や、受験勉強があまり得意でなかったような方々には、少しヒントとなるような話ができそうな気がするので、いつでもご連絡いただければと思います。

 

みなさまの受験が納得のいく形で終わることを祈念しております!

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