・ イニシャル:KT

・ 性別: 男性
・ 出願時年齢:30~35才
・ 海外経験:なし
・ 費用:私費

 

1. はじめに(バックグラウンド)

・大学および大学院では情報工学を専攻。主にはプログラム作成を中心にコンパイラーの原理からレーザーパターンのシミュレーションといったトピックを幅広く学ぶ。

大学院卒業後、新卒ではSIerに就職しひたすらサーバの設計、構築、運用に明け暮れる。

大きめのSIerであったため、大規模プロジェクトが多く従事するIT技術の範囲がサーバエンジニアであればサーバだけといったように狭く、もっと幅広いIT知識に触れたいという思いからITベンチャーに転職。入社時はエンジニアとしてプログラムの作成やITインフラを幅広く担当し、また最終的にシステム部門の統括としてメンバーのマネジメントをメインに実施。

 

2. Why MBA

・MBAの動機としては、主に二つ

  • IT部門統括のメインの役割の一つとして、IT戦略立案が求められた際に、今まで約20年の会社の歴史の中でこのポジションになったメンバーはおらず、会社の中で前例もなくそもそもIT戦略らしいものがなかった中でどのよう思考プロセスでIT戦略を立てればよいのか、どうビジネス戦略とアライメントをとっていくのかというところで課題感を感じ、体系的に学ぶことの必要性を感じたこと

  • エンジニアとして日本の市場でアドバンテージをとるために、最新技術の英語のマニュアルを読むことや海外のエンジニアとのコミュニケーションの必要性を感じたところから英語を学び始めてある程度のレベルにはなっており、もっと効果的なコミュニケーションやコネクション構築のための英語レベルに達するためには海外での生活といったドラスティックな変化が必要と考えており、海外に留学したい強い思いがあったこと。

3. Why Tepper

・Tepper schoolのあるCMUはITの分野で世界でもトップを争う大学であり、そこを強みとした情報戦略の策定といった分野やビジネスでの定量分析など効果的なITの活用の部分ではMBAスクールの中で特に高い評価を受けている大学であり、私自身のWHY MBAとTepperの強みの部分との親和性が非常に高くフィット感を感じていたこと。

 

4. 受験プロセスの概要 

19年09月 MBAの受験を決意し、まずは英語のテストからとTOEFL105点またはIELTS7.5点を目標に勉強を開始

19年12月 初めてのTOEFLで80点ほどがでて、すぐにクリアできるかなと安堵する

20年02月 なかなか点数が伸び悩む中で、TOEFL100点を突破。ただここから点数をどうあげればいいのか、運任せにひたすら受けるべきなのかと思い悩む中でIELTSを試しにやってみようと決意。

20年03月 初めてのIELTSで7.0を取得し、まだ伸ばせそうというところでIELTSに絞って受験。

20年04月 IELTS7.5点を取得し、GMATの勉強に集中。目標はGMAT700もしくはGRE320

20年06月 MOCKでは高得点が出ていたことから、GMATのテストを立て続けに予約する。

1回目2回目と650点ほどの点数しか出ず、落胆。MATHでは安定して50点が出ていたが、VERBALで28点しか出ずGMATは向いてないのではないかとGREへの転向を考え始める

20年08月 GRE用の単語を覚えて1回目のGREを受験したところ318点がでてこれはいけそうと考える。それと同時に並行してGMATのテストも継続して受験していたがこちらはまた600前半しか取れず完全にGMATと決別することを決意。

20年09月 GMATの勉強を生かして最後にEAを受けてみようと決意し受験。予想に反して160点が取得できたため、この点数で1次ラウンドにチャレンジ。

アイビーリーグコンサルティングと江戸義塾と契約し、エッセイの作成に着手

20年10月 エッセイを書き終え4校に出願。

20年11月 GREで321を取得し、カウンセラーと相談しこのスコアで十分戦えることからGREも完了

20年12月 3校でding 1校でWL入り。すくなくとも1校くらいは合格できるかなと思っていた中で予想外に厳しい結果に愕然とする。さらに様々な受験者の1次の結果を踏まえて江戸義塾のエドからフィードバックがあり、コロナの影響で昨年からdeferした合格者がいることでもともと合格者の枠が少なくなっているうえに、各校がGMAT等のスコア提出の義務を取り払うというような措置の中で受験者の数が大幅に増加したことで、ここ20年で一番厳しい年かもしれないという話を聞きさらに焦る。

とりあえず受験校を多めに受けるためにひたすらエッセイの執筆に励む

21年1月 10校に出願および面接対策を開始。NISHと契約し面接対策に励む。面接に呼ばれた学校との面接を実施。

21年2月 1校から合格の連絡受領し、いったんはいける学校があることに安堵する。

21年3月 Tepperから合格の連絡を受領。志望校の一つであったため嬉しすぎて、我を忘れて喜ぶ。

21年4月 2次ラウンドのすべての結果が出そろう。2校合格1校WL 7校DING。

この時点でTepperへ気持ちは傾いていたが、NYでITがかなり伸びてきておりITのエコシステムが成長している都市で学ぶことの価値も魅力的に映っていたため、NYの学校へのWL活動を開始

21年7月 WLの学校からもDINGされたため、Tepperに決定

 

 

 

5. TOEFL/IELTS

IELTS 7.5(R7.5, L8.0, W6.5, S7.0)

TOEFLでは105/120、IELTS7.5/9.0を目指す受験生が多いと思います。一般的にはテストは満点に近い点数を出せなければいけなくなるほど点数をとるのは難しくなりますので、目標の点数を取得するためにTOEFLでは87.5%の正答率をとらなければいけないの対し、IELTSでは83.3%ですので若干この数値からみても世間で言われている通りIELTSのほうが容易かと思います。ただしテストはそれぞれ特徴がその人によって向き不向きがあり、IELTSではWRITINGがTOEFLより点数をとるのが難しく、SPEAKINGの点数も面接官で結構ぶれたりするので、人によってはIELTSのほうが難しく感じるかもしれません。いったん初期に両方受けてみて攻略できそうな方を受験されるとよいかと思います。

 

6. GMAT/GRE

GRE 321 (V153, Q168)

GMATはVERBALがやはり鬼門です。私はGMATのVERBALの攻略法の糸口すら見つけられませんでした。MATHについては安定して50点が取れていましたので、基本的にはGMAT CLUBで似たような問題をひたすらやり続けるとロジックのパターンを身につけられるのでおすすめです。

GREについては、VERBALは単語の勝負だと思います。ひたすら単語を勉強してください。そうするとVERBALは点数が上がってくると思います。MATHは主観ですが、難易度が急激に上がっている気がします。コロナの影響で受験会場では教室のドアを開け放しているところが多く、外のノイズが大きく聞こえてきて気が散ってしまうため、オンラインのテストをメインで受けましたが、オンラインのほうについては特にMATHは難化している気がします。GMATで安定して50点が取れていましたが、それでもGREでは一度も満点を取ることができませんでした。MATHの最も難しい問題はGMATの最も難しい問題と同レベルくらいの問題が出てきますので、気を抜かずに頑張ってください。

 

7. レジュメ/エッセイ

・エッセイについては、アイビーリーグコンサルティングのマシューと典型的にMBAできかれるいくつかの状況に合わせたストーリーを用意し最初に草案を作成。次に各校の実際のエッセイに合わせて微調整するという形でドラフトを完成。それをエドにレビューしてもらいそのフィードバックをもとにマシューと修正するというプロセスで実施しました。エドはいろいろな人のエッセイを長年にわたってみているので、受かりやすいエッセイのコツを熟知しており、おすすめです。またマシューもこちらの意図を汲み取って、エッセイにきれいな形で反映してくれるのでこの組み合わせて非常にスムーズに進めることができました。

レジュメは決まった形がある程度あり、どういうことを記載すればいいのかというのをカウンセラーによってはもっており、マシューもこんな形で書いたらいいよというテンプレートをくれたので、それに合わせてマシューと2週間くらいで仕上げました。

 

8. 推薦

・直属の上司と友人でなおかつビジネスで関わり合いがある人に頼みました。

 

9. インタビュー

・NISHと最初の二週間くらいは毎日30分実施しました。慣れてきてからは面接前の3日くらいから面接練習をして学校個別の質問に対応しました。

 

10. 最後に

コロナの状況という難しい中での受験になり、通常以上のストレスフルな受験生活となると思います。特にGMATやGREはコツがつかめずに長期戦になってしまう受験生や想像より低い点数で出願しなければいけない状況になることもありますが、MBAに強い目的意識があるのであれば絶対にあきらめないでください。昨今特に各校が様々なテストを受け入れていたり、テストスコアの提出を免除していたりするように、各校がテストで学力をチェックすることの重要度は以前にくらべて少し下がってきているように見受けられます。(もちろん重要な要因の一つではあります。) もともとテストの目的はMBAの学習に耐えうる学力があるかどうかを図るためのものであり、テスト以外の部分の経歴や経験で学力をカバーできる部分があるのであればその部分で挽回できますのでとりあえず出願してみることもよいかと思います。また合格されて学校に入学してからも、英語の部分で最初はオンライン英会話では通じる英語がなかなか通じなかったり、パーティ等の外部ノイズのある環境でのコミュニケーションや複数人でのコミュニケーション等で苦労することが出てきていたり、価値観の部分で外国人との違いに戸惑ったり等いろいろな壁にぶつかると思います。もちろんつらく苦しくもあるのですが、自分を成長させる課題感があたらしく見つかったことに少しうれしくもあります。これも純ドメな私にとっては海外のMBAにこなければ味わえなかった経験ですので、これだけでも非常に良い経験になっています。またアクセラレートリーダーシップコーチを活用して自分のリーダーシップの弱みや強みを分析して学校生活を通して、リーダとしての資質を鍛えていけるのも非常に効果的に感じています。どの学校に決まってもMBA生活の中で自分の資質を伸ばしていけると思いますので、受験活動をがんばってください!