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・ イニシャル:J.T

・ 性別: 男性

・ 出願時年齢:26~30歳

・ 海外経験:旅行のみ

・ 費用:社費

 

1. はじめに(バックグラウンド)

  • 国立文系大学(経済学部)卒

  • 2017年に大手エネルギー会社へ就職。

  • 入社3年目に社費で国内短期留学を経験した後、経営企画部門で約3年間、財務戦略、海外IR、海外・国内子会社の経営管理に従事しました。

 

2. Why MBA

  • エネルギー会社の経営企画部門で働く中で、会社の中長期的なビジョンを策定するには、自社の視点に留まらず、エネルギー業界や他業界にわたるマクロな経営視点が必要だと実感しました。そこで「経営を網羅的に学びたい」と考え、多様な業界やバックグラウンドを持つ人々が集まるMBAの取得を志望するようになりました。

  • 若いうちに海外経験を積むことが将来のキャリアの可能性を広げると考え、国内ではなく海外のMBAプログラムを目指しました。

 

3. Why Tepper

  • TepperのMBAプログラムでは、経営学全般を学ぶだけでなく、汎用性の高いデータアナリティクスの専門性も身につけられる点に大きな魅力を感じています。

  • また、ファイナンスやアントレプレナーシップの分野でも世界的に高く評価されており、複数の分野で質の高い教育を受けられることも大きな魅力です。

  • ピッツバーグは、LAなどと比較して治安が非常によく、外部環境に対する過度なストレスなく日常生活を送れる点も大変ありがたいと感じています。

4. 受験プロセスの概要

  • 2022年4月:IELTS6.5取得

  • 2022年12月:社内選考突破
    社内選考を突破し、受験勉強に集中できると思っていましたが、新規プロジェクトのリーダーに抜擢されたため、留学直前の2024年5月まで激務となり、勉強との両立に苦労しました。

  • 2023年7月:IELTS7.0(出願スコア)取得

  • 2023年10月:キャンパスビジット実施
    アメリカの西海岸と東海岸の雰囲気を直接確かめるため、キャンパスビジットを実施しました。現地では模擬授業に参加したり、MBA生の方々からお話を伺うなど、貴重な経験ができました。(残念ながら、Tepperはテスト期間と重なり訪問できませんでしたが…)

  • 2024年1月:2校出願(1校合格、1校WL)

  • 2024年2月:EA153(出願スコア)取得

  • 2024年3月:Tepper含む3校出願

  • 2024年4月:Tepper合格→進学決定

5. TOEFL/IELTS

  • TOEFLよりもIELTSのほうが自分に合っていたため、IELTSに絞って対策を行いました。

  • 対策は基本的に公式問題集6冊とAGOSのテキストを使用し、SpeakingはさらにDMM英会話のネイティブプランで強化しました。

  • Writingスコアは7.5まで上げることができました。対策としては、出題パターンごとに汎用的なフレーズを暗記し、本番では語彙や文章構成を豊かにすることを意識しました。また、日常的に英文を書く習慣も重要だと感じています。特に、海外IR業務で海外機関投資家向けの英語資料作成に携わっていた経験が大きかったです。

  • Tepperの出願条件は全科目で7.0以上でしたが、出願時のスコアはOverall 7.0(R:6.5, L:6.5, S:6.5, W:7.5)でした。そのため、参考記録として、各科目のベストスコア(R:8, L:7.5, S:7, W:7.5)も併せて提出し、ベストスコアで出願条件を満たしていることをアピールしました。

 

6. GMAT/GRE

  • 非常に苦戦し2ndラウンドまでに目標スコアを取得できなかったため、2ndラウンドはWaiverで出願し、3rdラウンドに向けてスコアメイクする戦略に切り替えました。

  • 3rdラウンド出願直前に最後の望みをかけてEAを受験し、スコア153(IR:10, V:10, Q:13)を取得しました。

  • 対策として、AGOSテキスト、Prep、マスアカ、G-Prepを利用しました。

 

7. レジュメ/エッセイ

  • AGOSの「TOP20 MBA出願トータルサポートパッケージ」を利用しました。このパッケージでは、経験豊富なプロのMBAコンサルタントから、出願までのスケジュールを逆算したアドバイスを定期的に受けられます。また、コンサルタントと二人三脚でレジュメやエッセイを作成できた点も非常に助かりました。

  • 特に力を入れたのは、具体的なレジュメやエッセイを作成するために、キャンパスビジットやAGOS夏まつり、模擬授業、サークル紹介など、できるだけ多くのイベントに参加したことです。インタビューでは他の候補者との差別化にもつながるため、可能な限りイベントに参加することをお勧めします。

 

8. 推薦

・派遣元の直属上司に依頼して作成いただきました。

 

9. インタビュー

  • 基本的な質問への回答を準備した後は、DMM英会話やAGOSの模擬インタビューで実践練習を行いました。

  • Tepperのインタビューでは、ダイバーシティに関する考えを尋ねられました。他のスクールではあまり見られない質問かもしれませんが、Tepperでは頻出の質問です(事前に対策していたため、しっかり答えることができました)。Tepperのインタビューを受ける方には、ダイバーシティに関する経験を踏まえて回答できるように準備することをお勧めします。

10. 最後に

  • MBA受験プロセスは困難の連続でしたが、妻やAGOSの関係者、職場の方々のサポートのおかげで乗り越えることができ、大変感謝しています。

  • MBA準備期間中、新規プロジェクトのリーダーに任命されたときや、2ndラウンド出願までにGMAT/GREのスコアメイクが間に合わなかったときには、MBA受験を諦めそうになりました。それでも最後まで合格を信じて粘り強く取り組んだ結果、Tepperに合格できたと思っています。

  • たとえ志望校に不合格となっても、自己ベストを尽くせば結果を受け入れることができると信じています。これからMBA受験をされる皆さんも、家庭や仕事との両立など、それぞれの課題に直面していると思いますが、自己ベストを出し切れるよう応援しています!

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