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1. はじめに
MBA留学自体は社会人になってから何度も考えましたが、都度、仕事の忙しさにかまけて本気で取り組んできませんでした。が、色々なタイミングが重なり、2008年冬からとりあえず受験してみようかなと考えるにいたりました(留学することにならなくても英語の勉強自体は無駄にならないよね・・・等といいながら)。

2. 出願スケジュール
2008年
11月 TOEFL対策で某渋谷予備校に通い始める
11月 TOEFL(1回目) 79点

2009年
3月 GMAT対策で某渋谷予備校に通い始める
5月 GMAT(1回目) 520点(V16, Q50, AWA4.5)
6月 GMAT(2回目) 700点(V35, Q50, AWA4.5)
7月 某五反田予備校でカウンセリング開始
8月 TOEFL(11回目) 106点
9月 Tepper出願(1st)
10月 某五反田予備校のグループインタビューコース開始
12月 合格通知

スケジュールで工夫すべき点は、多くの人が指摘するように以下2点と思います。
[1]エッセイを可能な限り早く着手すること(1stに成熟したエッセイを持ち込むためには遅くとも6,7月開始が望ましい)
[2]エッセイを始める前にGMATとTOEFLのスコアメイクを終えておくこと(スコアが揃っていないと時間的・精神的に非常にきつい)

3. Why Tepper?
MBAは基本的にはキャリアゴールと現状とのギャップを埋めるためのもので、大学選定はそのギャップを埋める際に自分がフォーカスするエリアに強い大学を選ぶものと思ってます。私は先端技術、技術マネジメント、技術政策等に興味があったため、最高峰のコンピュータサイエンスや情報セキュリティ学部を持ちInterdisciplinaryな大学であるCMUのビジネススクールで学ぶことが最もその目的に沿っているものと思いました。

4. レジュメ・エッセイ
エッセイは某五反田予備校に通い仕上げていきました。英語の美修正だけなら他の専用のサービスも多くありますが、敢えてカウンセラーを必要とした最大の理由は、合格者/不合格者のエッセイを多く見てきた経験から、自分のエッセイをそういった人達のものと相対的に比較する目が欲しかったためです。
エッセイカウンセリングは一度始まってしまうと毎週追われるように空き時間をエッセイのことばかりを考えるようになりました。私の場合、最初に書いたwhy MBAやachievementエッセイが忙しい時期であったこともあり、深く考え切れずに書ききってしまい、ありきたりな内容になってしまっていたと思います。そのため、2,3校分書いた頃にようやく考え抜けた感触も持て、エッセイも成熟してきたと思ってます。

5. TOEFL
Tepper出願後も受け続け最終的には計15回iBTを受験しました(CBT時代から数えると計18回)。最初の半年は毎日少しでも時間を見つけては英語の勉強を続けていましたが、残り半年は正直、奇跡のQuantum Leapが起こることを期待して惰性で受け続けていました(余談ですが、15回の点数をプロットするときれいな正規分布になってました…)。以下、いくつかTOEFL対策として個人的に、最も効果的であったポイントをまとめてみます(Readingは下記の単語以外に特に対策はしてません、また、Speakingはスコアが最後まで20-23のレンジから脱却できず有効な対策が見つかりませんでした)

[単語力]
全体を通して最も重要となるのが単語力だと思います。特に、ReadingとListeningにインパクトがあると思います。Readingでは、単語力不足が落としてはならない単語問題での直接的な失点、そして、文章全体の理解が曖昧になることや、意味を推測する分、余計な時間がかかってしまうことでの間接的な失点につながります。また、Listeningでも、わからない単語が出てきたとき、その単語について一瞬考えてしまった結果、全体の流れを見失う、といたことがあると思います。具体的な対策としては、「TOEFLテスト英単語3800」を覚えるのが良いと思います。私はRANK4までを1か月強で詰め込み、2,3ヶ月目は定着化のため繰り返し読みこみました。この本を覚えきった後のTOEFLで、不明な単語は殆ど見かけなくなりました。

[Listening]
リスニングは最初の3ヶ月間、ひたすら「TOEFLテスト完成ボキャブラリー2000語」という本についているCDを毎日、通勤電車の中等でshadowingを繰り返していました。この本は、ボキャブラリー用の本でもありますが、個人的には、“難易度の高い単語も混ざっていて、かつ、本番よりも若干早めで会話がされるリスニング教材”という位置づけでした。3か月ほど繰り返すことで、殆ど中身を完全に覚えてしまいましたが、そのおかげか、リスニングは5,6回目のテストから27を安定的に超えるようになりました。

[Writing]
当初は渋谷の予備校で覚えたテンプレートベースのアプローチで臨んでおり、毎回同じ程度の内容を書けたつもりでいたのですが、スコアのばらつきが大きく(22-27)、安定性がなかったため苦戦しました。最終的には、字数を多く書くと(Integrateで300字以上、Independentで400字以上)、安定的に25を超えるようになるという法則に気付き、字数ばかりを意識していました…(Integrateでは若干リスニングで聞きとれなくとも、そのポイントを補完する内容をreadingの内容からもってくる、Independentでは普段3点しか言及していなかったのを4点にする、等)。字数を多く書くというのは個人的なゲン担ぎでしたが、GMAT対策で身につけた文法力がwritingにも生きてきたというのも少なからず影響はあったと思います(文法的な正しさが向上したというのもあると思いますが、単調な文章でなくなってきたのと、長文を書くのが楽になってきた、という感覚はありました)

6. GMAT
Verbalはまず最初に渋谷の予備校にて、GMATのコースを一通り受講しゲームのルールを覚え、その後、GMAT KingでCAT形式に慣れていくというアプローチをとりました。Mathは理系ということもあり、対策の必要性をあまり感じていませんでしたが、単語等に慣れる意味でマスアカを一通りこなしました。Golden Weekを使って予備校で学んだことを総復習し、また、GMAT Kingでofficial guide1冊分(Math以外)を3順程こなし、CR/RCの問題やSCのパターン認識にも完全に慣れたと思いこんでいた状態で一回目を受験したのですが、結果はなんと520点。正直、愕然としました。
落ち着いて振り返って考えてみると、最初の5-10問の問題が難しく感じたにも関わらず精度よりも速度を重視してしまった結果、中盤から後半にかけては難易度の低い問題が続き、最終的なスコアもひどいことになったのだと思います。GMAT Kingでは、過去問をランダムでピックアップすることはできても、CAT独特の難易度調整機能は持っていないため、そこはPrepでカバーするしかありません。そのため、Prepを答え合わせをしないで、何度も何度も使い難易度調整になれるように努めました。また、その繰り返しの中で、最初の5-10問の正答率を上げて時間をかけて解いていった結果、最後の5-10問が適当になっても、35等超えることがわかったので、時間配分等も大きく見直しました。その結果、2回目で700点(V35, M50)を取ることが出来ました。ただ、正直なところ、その最初の方の問題でたまたま苦手な問題が続いた場合等、どうやっても点が取れない場合というのもあると思うので、“運”的な要素もあると思って、スコアが悪かった場合もすぐに次に向けて切り替える方がよいと思います。

7. 推薦状
過去の上司達にお願いしました。

8. キャンパス訪問
してません。

9. インタビュー
某五反田予備校のグループインタビューコースに参加しました。このコースで、インタビューの基礎を学べたと思っております。このトレーニングはグループであるところに以下のようなバリューがあります。

[ネットワーク(情報)]
私達は仲間の一人がメーリングリストを作ってくれたのですが、そこにそれぞれのMBA受験仲間を呼び込み、大きなネットワークとしていったため、情報量が増えました。受験手続き上の些細なことから、具体的な大学について知識をシェア(2ndで受ける人が、1stで受験した人のノウハウのシェアしてもらったり)する等、非常にメリットがありました。

[自分の相対的なレベル認識]
皆の前で模擬インタビューをする中で、自分の英会話力の相対的な立ち位置が見えてきます。そして、私の場合はより頑張らねば・・・と思うに至り、練習回数を増やすことにつながりました。また、他の参加者の”良い”答え方や、改善点も非常に参考になります。

[戦友]
同じ時に、同じ苦しみをシェアできる仲間達を持てることの意味は非常に大きいと思います。飲みながら、時に傷をなめあい、時に励ましあえる、そんな高みを目指す仲間と巡り合えたことは私にとって本当に価値あることでした。タフなMBA受験の精神面をサポートする上でも、仲間の存在はありがたいものです。

また、Tepperインタビューの設問対策としては、clear admitやaccepted.comのinterview question一覧を参考にしました。ここにある質問をある程度抑えていけば当日、予期してない質問がくることはないと思います。つまり、面接は“練習”すればなんとかなる世界です。ひたすら反復練習を繰り返し、いくつか質問の順序を変えてみたり、質問数を変えてみてシミュレーションすることで、自分の伝えたいことは確実に言えるようになると思います。TOEFL, GMAT, エッセイと同じようにインタビューの練習も手を抜かず、やり切ることが重要です。

10. サマースクール
いってません。

11. 最後に
これから受検を考えられている皆様、多くの人が言われるように、MBA受験はmentalに、physicalに、そして、financialに
タフなlong journeyだとは思いますが、そのプロセスの中で得られるものは非常に多いと思います。スコアメイク、タイムマネジメント等で心が折れそうになることもあると思いますが、本当に“あきらめない”ことが最も重要なことだと思いますので、忍耐強く頑張ってください!