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1. はじめに
中堅レベルの私大を卒業して、地方の製造業に就職して5年。最初の2年は生産管理として工程管理や実際に現場で働いていましたが、3年目に企画部に移動になると、尊敬できる良い上司に恵まれたこともあり、中国での工場建設等の投資計画立案や国税局・税関への対応など大きな仕事を次々と任せてもらえるようになり、海外に対して自然と興味が湧いてくるようになりました。そのまま待っていてもいつかは海外赴任の機会が回ってくるとは思いましたが、何年先になるか分からないと感じていたこともあり、私費でのMBA留学を選択肢として考えるようになりました。

2. 出願スケジュール
予備校を使わなかったことで、ほぼ全て手探り状況となったため、情報の入手・選別やスケジュール設定に苦労しました。当初は予備校の活用を考えていたのですが、職歴・学歴がMBA志望者の中では断トツに下の方だったこともあり、門前払いもしくはランキング下位の大学院ばかり薦められることもあり結果独学となりました。
受験スケジュール
08/08:TOEFL初受験67 ~ 以下、TOEFLを10回以上受験するもなかなか100点を超えず。
10/04:TOEFL受験103(出願スコア)
10/07:GMAT初受験690、エッセイ開始
10/08:GMAT2回目730(出願スコア)
10/10:3校出願(Tepper含む)、Tepperの電話インタビュー
10/12:Tepper合格(奨学金付き)、2校は不合格
11/01:3校出願
11/02:2校インタビュー
11/03:3校とも不合格、受験終了

3. Why Tepper?
元々理系であり、CMUの名前はよく耳にしていたこと、Tepper卒業生の方とお会いして非常に印象が良かったことが主な理由です。

4. レジュメ・エッセイ
ネタ出しから構成までは自分で行い、あとは推薦者や知り合いの方で海外に留学経験のある方に見ていただきフィードバックを貰った上で書き直すという、あまり捻りがないやり方です。細かい表現については、当時通っていた個人経営の英会話の先生(カナダ人)に修正してもらいました。なお上記2の理由によりエッセイカウンセラーは使いませんでした。

5. TOEFL
非常に苦労しました。元々海外経験もなく、最近の内向きな若者らしく絶対海外には行かないと嘯いていたこともあり、昔から英語は大の苦手でした。どう勉強すればいいのか最後まで掴めず、私費前提だったこともあり、初めて受験してから2年近くだらだらと続けてしまったことは反省点です。
勉強方法としては、2~3冊参考書も買ってみたものの、最終的にはReading&Writingはひたすら洋書を読む、Listeningはニュースや映画を聴く、Speakingは仕事や英会話教室の中で積極的に喋り続けるという、愚直なやり方に終始しましたが、Sが18点と最後まで伸びずこれだけは予備校を使うべきだったと感じています。

6. GMAT
TOEFLとは反対に、それまでの積み重ねが利いたのか非常に楽でした。公式ガイドを流し読みしただけで受験しましたが、むしろTOEFLより取っ付き易いと感じた記憶があります。初回の受験の際は時間配分を大幅に間違えてMathを30分程度で解いた結果、690とあまり点数が伸びませんでしたが、2回目に落ち着いて挑戦したら730が出たのでそこで終了としました。今考えれば、TOEFLが弱い分、もう1度受けて700後半を狙ってみるのもありだったかもしれないと考えています。

7. 推薦状
プロジェクトなどで上司になることもあったという建前で社長から1通。日ごろからお世話になっていたTepperの卒業生の方から1通いただきました。直接の上司に書いていただくことも考えましたが、英語が苦手ということでしたのでこの構成になりました。

8. キャンパス訪問
1stで出願したこともあり、スケジュールの関係上行いませんでした。ただし、代わりに合格後に毎年4月に行われる合格者向けイベントに参加しました。

9. インタビュー
1stでの出願のため電話かSkypeでのインタビューとなり、Skypeを希望したのですが、当時Skypeの調子が良くないとのことで急遽電話でのインタビューになりました。正直、今思えばインタビューそのものは最低の出来だったと思うのですが、先方の回線トラブルで当初電話が繋がらずにメールで日程の再調整などをやり取りした際に冷静に対応したことが評価されたのかもしれません。
大変後追いですが、アメリカに着てから痛感するのは、早口の人はよっぽど綺麗な英語でない限り軽く見えがちなので、ゆっくり落ち着いて喋ることが一番いいと思います。ボディーランゲージも上手く使わないと落ち着きがなくなるだけなので、両手を膝か机の上で軽く組んで話すぐらいでもいいかもしれません。

10. サマースクール
入学の条件等にはなっていなかったので特に参加しませんでしたが、その代わりにアジア各国に出張で行った際には、中国、シンガポール、インドなどの現地のCMU卒業生に連絡を取って10人程度とお会いしていろいろ話を聴くことにしました。個人的にはサマースクールよりお勧めです。全員ではありませんが、結構な方が快くお時間をくださいました。

11. 最後に
基本的には今のMBA受験は、日本人にとって非常に逆風の状況であることは否めないと思います。トップ校から複数合格をもらえるようなレベルの人でない限りは、あとは運や入学審査チームとの相性がかなりの部分を占めてしまうことも事実ではないでしょうか。学校の特性や評判というのは概してあやふやなものであり、マーケティングであればこの学校、ファイナンスならこの学校と決め付け過ぎずに、視野を大きく持ってぜひいろんな学校を探してみてください。