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1. はじめに
キャリアサマリ:
2004.4 情報通信会社に入社し、主に商品企画・開発を担当
2011.4 経営企画部に異動し、主に経営戦略・事業計画策定を担当

Why MBA:
会社の新規ビジネス立ち上げに主体的に貢献するため、異なる事業領域に横断的に通用する汎用的なビジネススキル、常に新しい刺激を得られる人脈、国際的かつバックグラウンドも異なるチームで結果を出していく能力を身につけたいと考えました。新規ビジネスを立ち上げている子会社や、海外事業所での業務も考慮しましたが、MBA留学が一番効率的かつスケールを伴って目的を達成できると考えました。

 

2. 出願スケジュール
2012/4 TOEFLの目標点到達。継続的に独学で受験していましたが、AGOSのライティングの授業を受けてライティングの点数が上がったことにより、目標点に達しました。
2012/9 初めてGMAT受験をするも、目標点に達せず。その後月一回ペースで受験するが点数は低迷。マンハッタンの対策本や、OG等にて勉強を継続。
2012/12 GMATの目標点到達。やっと全リソースをエッセイに集中。1月上旬にCMU含めて他校も出願。
2013/1 1月上旬に出願後は江戸義塾でインタビューの練習を実施。中旬にCMUからインタビューインビテーションあり。
2013/2 東京のホテルで面接。感触は良いと思ったものの、初めての面接であったことと、アメリカ人は常にフレンドリーなイメージがあったので、結果に自信は持てず。
2013/3 合格の連絡受領!歓喜と安堵感!

 

3. Why Tepper?
MBA留学において重視した以下の2点がTepperとマッチしました。

定量的、論理的なビジネス思考を身に着けること
ソフトスキルはもちろんのこと、確固としたビジネス知識を身につけたいと考えていたので、CMUのカリキュラムが魅力的でした。具体的には、多くの科目をとることが可能となるMiniシステムなどの学ぶストラクチャーと、マネジメントサイエンスを生み出した学校の歴史・知恵の蓄積が魅力的でした。

タイトなCMUのコミュニティ
ビジネススクールが少人数であることから、クラスメートと密度の高い交流ができるということと、2年目のカリキュラムをはじめとしたCMUの他学部との連携が魅力的でした。

 

4. レジュメ・エッセイ
ゴールデンウィークからネタのブレストを行い、8月から江戸義塾にてレジュメとエッセイを本格的に作成開始。CMUのエッセイはベーシックなテーマが多く、ブレストと推敲を重ねて12月末に完成しました。進め方としてはCMU向けを作成後、他校のエッセイを書き、新たな気づきやネタが出てきたら、適宜CMUや他校のものを更新しました。

お勧めの進め方としてはとにかく早め早めに書き、出願までのタイミングで見直していくことが重要だと思います。ドラフトでも良いので、早めのタイミングで作成し、時間を置いて見直したり、他校のエッセイを書いたり、学校説明会などに出席して考えたことをベースに更新して品質を向上していくのが良いと思います。

 

5. TOEFL
入社時から留学もしくは海外勤務に適切なタイミングで応募したいと考えていたため、自習の上、継続的に受験していました。教材については問題の傾向が異なっていたら意味が無いと考えてOGとETSのサイトで購入できる練習問題を中心にしていました。MBAに目標を定めてからは、点数が伸び悩んでいたライティングのセクションのみアゴスのコースを受講し、20点前半しか取れない状況から、後半が出るようになったので、2012年4月にスコアメイクが完了しました。

 

6. GMAT
ゴールデンウィークにアゴスのコースを受講後、アゴスの教材の復習とマンハッタンGMATなどで勉強をしました。準備をした上で受験しようと考えて、初受験が遅めの9月だったのですが、結果的にその際には目標点達成できず、12月まで時間がかかってしまいました。

反省点としては、参考書などで勉強をする時間を長く取ってから、模擬試験で練習をしたのですが、早めに模擬試験で本番形式の練習をしたほうが良かったと思いました。

 

7. 推薦状
推薦状は自分自身のことを一番わかってくださっており、長い時間をともにさせていただいた上司お2人にお願いしました。私自身のキャリアの大半の部分をそのお二人がカバーしていた事も考慮しました。
実際の推薦状を書いていただくフェーズでは、私のレジュメをベースに過去の仕事の振り返りや、自身の強み・弱み、留学の目的や達成したいことなどについて振り返るミーティングを実施しました。

 

8. インタビュー
インタビュー対策は出願ラッシュが終わった1月中旬から江戸義塾ではじめました。想定問答作成はほどほどにした上で、コアとして伝えたいメッセージも明確にしたら、ひたすら練習をして場数を踏むのが一番大事だと感じました。CMUが最初のインタビューだったのですが、直球の質問が多く、戸惑うことはありませんでした。

 

9. サマースクール
サマースクールはペンシルバニア大が提供している、米国MBAに留学する外国人学生向けのもの(SIIBS)に参加しました。ケースの分析やケースレポート作成、グループワークにおける文化的な違いによる注意すべき点など、実際のMBAが始まったあとでは確認しづらいことも多く学ぶことができ、有意義だと思いました。

 

10. 最後に
MBA受験のプロセスは大変ですが、留学を実現できた今、日々の生活に実りが多く、日本に残った場合とは異なった経験が多くできている事を実感しています。留学の準備は自分自身の勉強・エッセイなどの準備とともに、職場の方々から支えられたりと、さまざまなエネルギーが必要になるプロセスです。実際に留学していない段階では実感としては沸きませんが、多くの方が人生最良の2年間だと形容するMBA留学を実現するためにも是非がんばってください!また、すばらしい学校であるCMUを選んでいただけると大変うれしく思います!

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