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1.バックグラウンド
小職のバックグラウンドは以下の通りです。

  • 幼少期(4-6歳)にオーストラリアに3年間滞在。当時は現地のローカル・スクールに通っており、日本語よりも英語の方がうまかったとのこと

  • 小学1年生時に帰国し、その後は英語にほとんど触れず生活。オーストラリアで培った英語力はほぼリセットされる

  • 祖父より海外留学を何度も強く勧められ、自身のキャリア感に「留学」が加わる

  • 2010年より7年間、金融業界に従事。入社当初3年間は、デット・エクイティファイナンス案件の執行に従事。クロス・ボーダー案件も多く、業務を通じて英語力を向上(※同部署で英語力が相当培われました。)

  • 2013年7月、不動産関連の営業部門に異動。業務がさらに忙しくなる

  • 職場先輩の勧めで、2010年10月頃よりRarejobを継続(当初4年ほどは週2回、各25分)

  • 既婚、子ども2人(合格時に長男5歳、二男3歳)

純ドメというわけでもありませんが、帰国子女というほど英語環境に浸かっていたわけでもなく、中間的なイメージです。

2.留学準備スケジュール
2015年11月 TOEFLの勉強を本格的に開始
2016年1月 Andy田開先生のTOEFL講座を受講
4月 TOEFL108点、GMATに軸足をシフト AGOSのGMAT講座を受講
5月 エッセイのネタだし開始
9月 エッセイのドラフト開始
7月 GMAT1回目:630点、2回目:660点
8月 GMAT3回目:640点
11月 GMAT4回目:670点 エッセイ作成を本格化
12月 2ndラウンド出願
2017年1月 キャンパスビジット+面接 
3月 合格通知を受領

3.スコアメイク(TOEFL)
社内の留学候補生として選出された時点での点数は、92点(R27,L23,S22,W20)でした。候補生として選出後も業務が忙しく、勉強に集中できない日々が続いておりましたが、Andy田開さんのセミナーを2016年1月に受講し、以降は其方で受領した学習キットを活用したところ、3か月後の4月のテストで108点(R29,L27,S27,W25)を出すことができました。これはAndy田開さんの学習キットによるところが非常に大きいと思います。
(1)Reading
DELTA’s Key to the Next Generation TOEFL Testという問題集を先輩から譲り受け、其方をメインに取り組みました。その他、Financial TimesやMergermarket等の英字新聞・ベンダーを読んだり、小職は不動産・REITのフロントにいましたので、不動産関連の英文レポートを読んでシェアしたりなど、業務にも英語をできるだけ絡めて取り組むようにしました。
単語帳は昔から相性が悪く、覚えたそばから忘れるため、できるだけ英語の文章を読むようにし、その中で新単語をエクセルにメモするというスタイルをとっていました。
Readingは語彙力が上がるほど、点数効果が出やすいパートですので、短期間の学習で8割程度までは到達できるのではないかと思います。一方で、単語力次第で得点が左右される問題もあり、取りこぼしをなくすには、語彙を増やすことが重要だと思います。この点はGMATでも共通しており、特にVerbalではTOEFLよりも難易度の高いフレーズが多く出ますので、Readingの学習は高得点を出しても継続すべきです。小職は知らない単語に出会うと必ずエクセルにメモし、自宅PCやスマホのクラウドでいつでもエクセルの単語リストを見られるようにしていました。TOEFLのころから継続していたため、最終的にリストは800語くらいまでになりました!これからのことも考え、今も継続しております。
(2)Listening
英語のニュースラジオをスマホのアプリでとり、毎朝の通勤時と帰りに聞いていました。ただ聞き流すだけだと注意散漫になってしまうため、できるだけ集中して内容を聞き取り、理解することを心がけました。
(3)Speaking
Andy田開さんのセミナーでいただいたキット「Toefl Practice Online(TPO)」を使用して、帰宅後にSpeakingの練習を毎回行いました。Andy田開さんのセミナーで良かったのは、Speakingの模範解答の音声ファイルもいただけたことです。此方のデータもスマホに入れて、移動中に聞くことで、Speakingで使えそうな表現や組立てを把握することができました。
(4)Writing
WritingについてはAGOSの添削サービスを利用しました。TOEFLのWritingのスコアリングは、コンピューターによる採点が主流ですので、「如何に文章のロジックが通っているか」よりも、「如何に文法上の表現をなくし、単語の重複をなくし、文章構成のバリュエーションをつけるか」という点を工夫しました。(ロジックが大事だ、という先生もいらっしゃいますが、個人的には文法の間違い減らしとParaphraseが一番の近道だと感じます。)従って、各題につき、必ずラスト3分は見直しに充てる時間を取っておくべきだと思います。

4.スコアメイク(GMAT)
(1)Verbal
Verbalの学習にあたっては、AGOS、AffinityのGMAT講座を中心に取り組みました。特にAGOSについては、GMATの初期準備という意味で大変有意義でした。Affinityの講座は基本的な内容が分かったうえで、その理解をさらに進めたり、テスト対策という意味で有用という印象です。その他、終盤の方ではKaplan GMAT800やManhattanの問題集にも取り組みました。
(2)Quantitative
International Math Academyの教材を購入し、其方の問題演習を1,2週しました。大学受験をこなされた方であれば、此方で復習の上、Prep等で練習を積めば、比較的スムーズに高得点を取れるかと思います。
(3)AWA
AGOSでGMAT AWA Practiceを受講。8月にはAffinityでもAWA講座(当時無料セミナーでした。)を受講しました。文章のテンプレートをもらえるなどという点を踏まえると、Affinityの方が良かったと思います。一方でAGOSのAWA問題集も分量が多く、練習台としては良かったと感じています。ただAWAに割ける時間もそれほどないと思いますし、得点方法としてはTOEFLのWritingとそれほど変わらないと思いますので、Writingが得意な方は此方の練習はほどほどに、他の準備に時間を割くことをおすすめします。
(4)IR
AGOSでGMAT IR Practiceを受講し、勘所をつけるにとどまりましたが、基本的にQuantitativeとVerbalを重視するというビジネススクールが多かったため、此方も余り時間を割くことはしませんでした。VerbalとQuantitativeを一通りこなした上で、PrepでIRの演習をすれば、一定程度のスコアメイクはできるものと思います。

5.受験校選択
受験校の選択に当たっては、①自身のスコアと②住環境と治安、の2軸で考えました。
特に気を付けていたのは、家族を帯同する身であったので、エリアの治安が疑問な場所については敬遠しようと考えていました。Tepperが立地するPittsburghは、UPMCという米国屈指の病院が近隣にあり、また2014年には全米都市の中で”Most Livable City”に選ばれる等、住環境が非常に整っていることもあり、此方も候補に加えました。(2017年にはKid-friendly city to visitにも選ばれています。)

6.エッセイ・Resume・推薦状 
5月よりエッセイのネタ出しを行いつつ、8月以降、エッセイカウンセラーと本格的にコンタクトを取るようになり、エッセイドラフトを練りました。
Resumeについてもエッセイと同様に、5月頃からドラフトを始め、エッセイカウンセラーに添削してもらいながら修正を重ねましたが、エッセイの推敲を重ねて骨子が固まるまでResumeに書く内容も変わっていきました。
キャンパスビジットでは在校生にお会いした際にResumeのドラフトを見ていただき、貴重なアドバイスを多数いただきました。帰国後、いただいたコメントを基にさらに修正を重ねました。「V mock: https://www.vmock.com/」というレジュメ添削サイトも利用して、外形的な点(余白が十分にあるか、表現の重複がないか、文法上の誤りがないか、各フェーズでバランスよくトラックレコードを書けているか、等)で高得点が出るように形を整えました。
推薦状については2通必要であるケースが多く、現部署の部長にお願いしました。

7.Interview 
Interview対策としては、エッセイカウンセラー以外にも複数のカウンセラーと練習しました。なお、Resume, エッセイ, Interviewいずれについてもですが、過去のトラックレコードと、自己分析がきちんと整理されていれば、あとは文章として(もしくは回答として)アウトプットするだけですので、その意味では「自分自身について整理する」ということが留学準備の上で大変重要な作業になると思います。たとえエッセイのお題が汎用的なものだったとしても、その後のインタビューで深掘りされる可能性もあります。

8.終わりに 
小職の留学準備は、順風満帆だったというわけではありませんでしたし、まさに苦難の連続でしたが、今回の経験は人生で最大のチャレンジの一つになりましたし、また大変貴重な出会いにも多く恵まれました。Tepper business school合格は、自分一人の力では決してたどり着けなかったと振り返って思います。状況をご理解くださった社内の方々をはじめ、貴重な時間を割いてアドバイスをいただきましたビジネススクールの卒業生・在校生、自己分析で気づきをくれた中高の友人、また精神面で多大な支えをいただいた母と子ども、そして妻に感謝したいと思います。
今後留学を目指されている方へ、業務との両立、スコアメイクやエッセイで焦り、鬱々となる日もあるかもしれません。ですが、ぜひ自分のペースとモチベーションを崩さず、できることを一つずつ乗り越えていくことが何よりも肝要と思います。次なるステージへの飛躍に向けて、ぜひ挑戦を続けてください!!