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・    イニシャル:G.O

・    性別:男性

・    出願時年齢:30才

・    海外経験:3-5才までルクセンブルク、5-8才までフランス(現地校)で過ごす

 大学3年生のときに米国へ10か月間交換留学する

 旅行、バックパッカー等

・    費用:社費

 

1. はじめに(バックグラウンド)

早稲田大学商学部を2011年に卒業

大学時代は米国に10か月間交換留学をし、新卒で重工メーカーに入社

 

2. Why MBA

自身が従事するインフラビジネスにおいて、テクノロジーの発展(AI、IoT、ドローン等)や貿易戦争・環境問題などの政治・経済・社会の動向により事業環境が大きく左右されることを痛感し、そのような激動、変化の中でも事業を継続的に発展させられるリーダーになりたいと思うようになった。その目標を実現するためには最新のビジネスケースを扱うビジネススクールで、多様なバックグラウンドを持つ学生と切磋琢磨し、視野を広げるとともに様々なソフト・ハードスキルを身に付けることが必要だと感じたため。

 

3. Why Tepper

a. ビジネススクールだけでなく、様々な学術分野の学生が協調して新しい価値を創造することを重視している点が自身の価値観と

  一致したため

b. 1学年約200人で構成されており、クラスメイトと深い信頼関係を築く上で最適なクラスサイズだと感じたため

c. Tepperのプログラムが定量的な分析に強みを持っているため

  (R言語を使用した解析、データマイニングや最適化等のクラスが有名と先輩より聴取)

d.  ピッツバーグが暮らしやすく(街としてはテクノロジー、医療、アートが有名)、勉強に集中出来る環境と感じたため

 

 

4. 受験プロセス

2016年5月 出願を決意

2018年2月 TOEFL 107点取得

2018年2月 GMAT650点取得

2019年1月 10校以上に出願

2019年3月 3校から合格(Tepper、IESE、UNC)

2019年4月 Tepperへの進学を決意

 

5. TOEFL

出願スコアは107。受験回数は12回。ネットで拾ったテンプレートを基に独学でWriting対策をしたが、予備校等を使えばもっと効率的にスコアメイクできたかも、と少し後悔。勉強期間約2年。

 

6. GMAT/ GRE

出願スコアは650。様々な教材(Magoosh, Economist GMAT, Gmat Power Score, Manhattan Prep, Kaplan)、予備校(アゴス、YES)、戦略(Readingの大問を一つ飛ばす、等)を試すもスコアは伸び悩む。勉強期間約2年。

 

7. レジュメ/エッセイ

カウンセラーは二人起用した。一人は表参道の個人カウンセラーで、こちらは契約条件があいまいでサポートも質がよくなく、途中で使用をやめた。もう一人は、水道橋の個人カウンセラーで、指導は厳しいもののとことん最後までアイデア出し、推敲に付き合ってくれ、人間的にも魅力のある人だった。エッセイを書き直した回数は数えきれないほど。

 

8. 推薦状

職場の上司、以前の職場の上司に依頼した。年末年始で多数出願したにも関わらずすべてタイムリーに対応してもらえ、大感謝。

 

9. インタビュー

ネットで過去のインタビューの質問を調べ、自分なりの回答案をノートにまとめた。レアジョブで毎日違う先生と会話し、モックインタビューをやってもらった。インタビューはどこの学校も基本的な質問ばかりだったため、特に問題はなかった。スクールビジットはなしで、全てスカイプでインタビューを行った。

 

10.        最後に

振り返ってみると、現実は思い描いていた受験生活と違い、多大なるお金と時間を投資してもうまくいかないことだらけでした。何回テストを受けてもスコアが上がらないとき等諦めるタイミングはいくらでもあったと思いますが、それでも自分を信じ続けたおかげでようやく合格できました。MBA受験者のバックグラウンドは本当に多様です。帰国子女で英語が堪能な人、国立や理系の大学出た優秀な人、海外に1回も行ったことない人、現地の学生では軍隊にいて死線をくぐりぬけてきた人もいます。

 

スコアは良いにこしたことはありませんが、それがすべてではありませんし、人によって受験プロセスは全く違います。数か月で合格する人もいれば、数年かかる人もいます。私は元々社内選考にのせてもらえず私費留学を覚悟していましたが、自分で粛々と勉強していたらある日急に上司が推薦してくれることになり、急に社費留学が決まりました。

 

私が最初に就職活動をしたときは、右も左もわからず、なんとなく興味のある業界に入りました。そこで様々な経験をし、スキルを身に付け、自分のできること、できないことを理解していく中でやりたいことが出てきました。MBA受験は、会社での仕事に関係なく、自分の働いた経験を基に将来の目標を再定義する良いきっかけになります。

 

在校生、卒業生の話は参考にはなりますが、自分のプロセスが人と違うからといって焦ることはありません。自分のペースで、自分を信じて最後まで頑張ってください。そうすれば、必ず自分の満足いく結果につながると信じています。

 

PS. 勉強の時間が確保できない等焦る気持ちは分かりますがご家族の笑顔を大事にしてください。留学に行くのが1, 2年遅れるのは個人的にはたいした話ではないと思います。私がここまで頑張れたのは間違いなく自分を信じて支えてくれた家族の存在があったからです。

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