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イニシャル:N.M

・ 性別:           【男性】
・ 出願時年齢:【31〜35才】
・ 海外経験:   10ヶ月(学部時代にシンガポールの交換留学)
・ 費用:        【社費】

 

1. はじめに(バックグラウンド)

10年間日本の海運会社に勤務

 

 

2. Why MBA

非海運業の視点を得るためです。最初の2ローテーションの仕事がどちらもエネルギー系だったこともあり、入社6年目頃から、視野が狭くなってきがちだと感じていました。また、既存の輸送ビジネスで今後も収益を上げるのはかなり厳しいと考えていたため、暫くエスタブった仕事を離れて、アントレ/スタートアップと近い距離にいつつ、ビジネスを一からちゃんと学ぶ機会としてMBAを志向しました。

 

 

3. Why Tepper

アントレ/スタートアップに強いこと、ピッツバーグというロケーション(妻子連れでも比較的安全であること・車が無くても何とかsurvive出来ること)の2点が一番大きな理由です。加えて、個人的にもともと統計に興味があり、回帰分析をさせまくるTepperの授業内容は大きな魅力でした。

 

 

4. 受験プロセスの概要 

2018年         01月   社費合格、まずはTOEFLの勉強をする

03月 TOEFL出願スコア(101)獲得、もっと上げるべく1月までダラダラ勉強して

いたがその後も同じスコアを何度か出すものの更新ならず

04月 カウンセラーJohn Coukeと契約

07月 GMAT1回目(お試し感覚で受験)640

10月 GMAT2回目600、勉強をしたつもりが恐ろしい点数となりかなり焦る

そんな状態なのにVisit敢行、「頑張れば点数が上がった」というトップ校の方々の言葉に励まされる。(その後も点数はその方々ほどは上がらなかったが)

11月 GMAT3回目650、勝手に”社費浪人”という言葉を創作し定義づけを試みる

GRE1回目(お試し)GMAT630換算が出て焦りは収まらず

12月 GRE2回目でGMAT換算680が出る(=出願スコア)

GRE翌日にGMAT4回目を受け600点程度?CXL

1月   R2で5校出願

2月   2校から落選通知、残った3校で現地面接

3月   2校から合格通知受領、1校WL、合格したTepperに進学決定

 

 

5. TOEFL/IELTS

101、Writingが上がらず苦しみました。Speakingは、ハッキリと、自信をもってたくさん喋ることが大事だと思いました。Speaking自己ベスト26点が出たときは、Solution AかBを選ぶ問題で、Solution Aのサポートを喋った挙句”That’s why I believe Solution B is better than A.”で締めくくるというミスをしましたが、点数が出たのが不思議です。

 

 

6. GMAT/GRE

GMATは700点を何となく目指していましたが、結局訳が分からないテストでした。某Y塾に何度か通いましたが、GMAT4回目のSCでPercentile5%という驚愕の低い数字をたたき出したのであまり語らないようにします。(一方で、同じ時期にY塾を受講してSCで高得点を得ていた受験仲間もいます)。

GREに関しては、QV共通してオフィシャルガイド/Prepを繰り返すことが最短だと思います。

 

特にGMATはどのくらい勉強すればどういう点数が出るのかわからないので、勉強へのコミット度合の勘所が難しいと思います。個人的に、GMAT700点オーバーを取る人は日本で毎年40人程度かと思っています。自分が日本でトップ40の質・量の勉強をしているか、というのは、受験期間にもう少し自分に厳しく問いかけても良かったかと思います。

 

 

7. レジュメ/エッセイ 

John Coukeをカウンセラーにして、ネタだしから提出前チェックまでお願いしました(なおJohnは代筆はしません)。なお、彼を早めにアポイントしたことで、全体の受験スケジュールや勉強の力の入れどころ、Visitの組み方など、エッセイ以外にもたくさんアドバイスを貰えました。また、私は出願スコア獲得が12/28とOfficial Scoreが一部出願に間に合わない状態でしたが、Applicationに”現状はGMAT650で提出するけど、既にGREでGMAT680換算を得ているから勘弁して!”的なコメントを有効に入れるべくアドバイスも貰いました。費用もreasonableでした。

 

 

8. 推薦

上司と、過去の上司にお願いしました。

 

 

9. インタビュー

カウンセラー(John)にアドバイスを仰ぎました。Resume/Essayがけっこう練られていたことと、普段英語を話している様子から、”そんなに心配しなくて大丈夫”と言われました。AGOSの少人数面接対策と、Ed義塾に一度、John以外のコンサルと模擬面接(Mock Interview)を2度、受験仲間と数回、といったくらいですが、本番でも何とかなりました。個人的にMIT出願のために何度かビデオエッセイを取った時に自分で見直して気付いたことが多く、一度自分が喋っている様子を録画するのが良いかと思います。

 

 

10. 最後に

辛い受験期間でしたが、良い受験仲間と巡り会えたのは幸いでした。また、受験を後押ししてくれた職場の人・家族の存在は大変ありがたく、自分が恵まれていたと改めて感謝する次第です。それよりは小さなインパクトですが、Essay対策の一環として、仕事人としての自分の(仮の)目標設定をジックリ考えられたのも良い機会でした。

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