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・イニシャル:M.M

・性別   :男性

・出願時年齢:26〜30歳

・海外経験 :有(12年)

・費用   :社費


1. はじめに(バックグラウンド)


  • 文系学部卒。

  • 幼少期に海外に暮らしていた経験もあり、海外との関わりを持ちたく、卒業後は外資系総合商社に営業職で入社。

  • 業務内容は企業保険の営業(6年)、テクノロジー製品の営業(2年)。

2. Why MBA?


  • 子供時代にMBAの存在を知り、いつか目指してみたいとぼんやりとした思いがあったため。

  • 入社した会社にも留学制度があり、今後のキャリアを考えてしっかりとしたビジネス知識の基礎が必要だと思い、今がベストタイミングと判断して本格的に目指すことを決意。

3. Why Tepper?


  • 比較的少人数のクラスサイズ

  • 定量的、データ重視なアプローチの授業内容

  • PIttsburghの住環境、治安の良さ

  • 卒業生、在校生ともに人の良さに魅力を感じたため

 

4. 受験プロセスの概要


  • 21年12月、社内のMBA留学の先輩と話し、本格的に決意。

  • 22年1月、先輩に参考書を数冊譲ってもらい、GMATの勉強を開始。同時にAGOSにも登録し、試しに無料相談会に参加。厳しいプロセスが待っていることに不安を覚える。

  • 22年2月、AGOSの模擬TOEFLを受験。感触が良かったため、翌週には本試験を受験し、提出スコアを達成。

  • 22年3〜5月、ひたすらGMATのQuantを中心に勉強。5月にGMAT初受験、640点を獲得しこのまま伸び続けるだろうと過信。

  • 22年6月、GMAT2回目受験、スコアが下がり頭を抱える。ショックからスコアをキャンセルする。

  • 22年7月、GMAT3回目受験、初受験のスコアに戻り、振り出しに戻ったことに再び頭を抱える。同時にRound 1出願の準備をAGOSのカウンセラーと始める。

  • 22年8〜9月、エッセイ執筆と面接のネタを準備しつつ、GMATの勉強を継続。ここでようやく他の教材に移行し、もっと早くやるべきだったと後悔。9月末に社費留学選考の内定をいただく。

  • 22年10月、1校出願。GMAT4回目受験、提出スコアを達成。タイミング的に余裕を持って受験するラストチャンスだったため、一安心する。

  • 22年11月、Round 2出願に向けて各校のイベントに参加しつつエッセイ執筆開始。

  • 22年12月、エッセイ執筆を継続。Round 1の不合格通知が届き、少し落ち込む。

  • 23年1月、4校出願。ようやく一休みができた。AGOSのネイティブカウンセラーと何度か面接の練習を行う。

  • 23年2月、面接の連絡がこないことに焦り始め、Round 3出願を考え始めたところ、Tepperから面接の通知が届く。約1週間の準備期間中に妻に面接の回答内容の調整を手伝ってもらい、2月中旬に面接に挑む。

  • 23年3月、結果通知予定日にTepperから直接合格の電話をもらう。他3校はWaitlist or 不合格でこの時点でTepperに行くことがほぼ決定する。

  • 23年5月、すべての結果が出揃い、Tepperへの進学を決意。

5. TOEFL/IELTS


スコア113点(R: 29, L: 28, S: 26, W:30)

  • 過去に受験をしたこともあったため、TOEFLに絞って受験しました。

  • 高校時代の授業でTOEFL対策をがっつりとやっており、答え方のコツやWritingの型を叩き込まれていたのが大きかったと思います。

6. GMAT


690点(Q: 45, V: 38, IR: 6, W: 6)

  • GMAT受験が一般的だと聞いていたため、GRE、EAは特に調べずにGMATに絞って対策。振り返ってみると、一応GREのことも調べれば良かったと感じています。

  • 受験対策はQuantを中心に勉強しました。最初の数ヶ月はGMATのオフィシャル教材とオンラインにある無料GMAT模試を使って勉強しました。が、オフィシャル教材は本試験の対策には全く役に立たないと感じたので、特にQuantが苦手、不安な方は早めに他の教材に切り替えることをお勧めします。私は、マスアカ(International Math Academy)とAGOSの教材に切り替えて勉強しました。

  • VerbalはSCのパターンを覚えつつ、感覚で受験していました。

  • GMATは試験時間がとにかく長く、さらに受験回数の限られるプレッシャーの高い試験だと思いますが、まずは1回本試験を受験してみて雰囲気を掴み、最初のスコアと感触から自分の対策エリアを絞るのが効率がいいと感じました。

 

7. レジュメ/エッセイ

  • アゴスのカウンセラー(林さん、Jumetさん)と相談しながら書きました。

  • 過去の経験から今はどういう人物なのか、どこを目指しているのかがレジュメ、エッセイから一貫して伝わることを意識して書きました。

  • 志望動機は在校生とのコーヒーチャットで学んだこと、感じたことを中心に書いたため、本心をダイレクトに伝えることができ、面接の時にも役に立ったと思います。


8. 推薦状

  • 当時所属していた部署の上司と、過去に所属していた部署の上司に執筆を依頼しました。その部署での自分のキャリアを一緒に振り返りつつ、自分の人物像が伝わるように書いて欲しいと依頼し、その後は基本的にはご自身に書いていただきました。


9. インタビュー

  • ネットで英語の面接でよく聞かれる質問リスト、海外サイト(ClearAdmit)に掲載されていた過去の面接質問を参考にいくつかのネタをSTAR形式にまとめてワードファイルで管理していました。

  • ネタ出しがある程度できたところでアゴスのJumetさんを中心にネイティブカウンセラーと模擬面談をし、内容調整をしました。一番重要な志望動機はギリギリまで妻に手伝ってもらいながら調整していました。

  • 私の場合、Tepperの面接官とチームワークスキルの重要性について非常に盛り上がり、面接というよりは普通の会話(Conversationalな面接)ができたことが合格をいただけた理由ではないかと思っています。


10.最後に

まず、面接対策時は回答の調整を深夜まで手伝ってくれ、約1年間色々と我慢しつつ最後まで支えてくれた妻には感謝しきれません。長く、時には辛い道のりでしたが、一人では達成できなかったと思います。

また、もっと上手くできたなぁと思うところもありますが(特にGMAT)、Tepperでは優秀なクラスメイトに囲まれ、非常に充実した日々を再び過ごせていますので、今はPittsburghにきて良かったと思っています。

 

留学準備は、今のスコアに納得しなかったり、エッセイのネタ出しに苦労したりと辛い時期もあるかと思いますが、最後は自分の望む結果が待っていることを信じてどうか諦めずに最後までやり切ること、心から応援しています。在校生、卒業生は皆さんを支えるリソースですので、気になることがありましたら、いつでもお気軽にご連絡いただければと思います!

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