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イニシャル:N.K
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性別: 女性
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出願時年齢:26~30歳
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海外経験:旅行のみ
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費用:社費
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はじめに(バックグラウンド)
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国立文系大学(発達科学部)卒
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2018年に通信会社へ就職。
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入社2年目までは線路設備の設計などを行い、その後は本社オーバーヘッド組織で予算管理や事業計画の管理など、マネジメント業務に従事、MBA直前は調達部門で働いていました。
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Why MBA
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NTT西日本で調達・物流、設備投資戦略、予算管理、データ分析など幅広い業務を経験する中で、会社全体の事業最適化やグローバル展開を推進するためには、より高い視座で経営を体系的に理解する必要性を痛感しました。特に、調達領域は今後グローバルパッケージの導入や標準化が不可避であり、自社だけでは完結しない複雑な意思決定が増えていくと感じました。
そこで、自分の強みであるデータ分析に加え、経営戦略・オペレーション・リーダーシップを網羅的に学びたいと考え、MBA取得を志しました。 -
また、将来的にNTTグループ全体の設備構築戦略をリードするためには、早い段階で海外経験を積み、異なる価値観・業界知識を吸収することが重要だと考え、海外MBAを希望していました。
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加えて正直なところ、「アメリカってなんだかかっこいいな」という憧れもありました!そうした気持ちも含めて、アメリカのみ出願の方向で受験を始めました。
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Why Tepper
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TepperのMBAは、定量的×定性的の両軸で学べる点が自分の志向に最も合致していました。CMUと聞くと定量的なイメージが先行しそうですが、Tepperはリーダーシップにも非常に力を入れており、そこに魅力を感じました。
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さらに、オペレーション・テクノロジー・起業家の分野でも評価が高く、多方面から学べる点が魅力でした。
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受験プロセスの概要
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2024年2月:社内選考突破
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2024年3月:IELTS6.5 (ここから地獄の5回連続6.5が続きます)
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2024年7月:GMAT勉強開始
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2024年9月:IELTS7.0(出願スコア)
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2024年10月:GMAT555点(絶望)→EAへの切り替えを決意
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2024年11月:EA153点(出願スコア)→ここでもう勉強は諦め
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2024年1月:8校出願(7校合格、1校不合格)
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2024年2月:キャンパスビジットをかねて、出願US8校全て訪問
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2024年3月:Tepper含む7校合格通知→Tepper進学決定
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TOEFL/IELTS
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IELTSの方が純ジャパは点数が取りやすいと社内の先輩から聞いており、最初からIELTS一択でした。
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対策は基本的に公式問題集とAGOSのWritingテキストを使用しました。
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Speakingは特に苦手で、5.0を取ったこともあります。オンライン英会話は個人的にはノリで話しているだけで、効果を感じず、すぐに辞めました。後半は、ネットに出回っている試験プールの問題と答えを丸暗記して回答することで最後は7.0まで辿り着きました。
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ReadingとListeningはAffinityの内宮先生の授業を取ってました。リスニングはIELTSの練習問題をタイピングゲームできるものがあり、タイピングゲームが好きなこともあって、とても熱中してやってました。[https://dailydictation.com/exercises](おそらくDictationには意味がある気がします。ただ手書きはやる気が出ず・・・)
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GMAT/GRE
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GMATはCRはかなり好きだったのですが、RCが壊滅的な出来栄えで、非常に苦戦しました。
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GprepとAffinityに課金しました。
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10月にGMATを初受験し、555点、キリの良い数字ですが、これはもう無理だと思い、EAに切り替えました。
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11月にEAを受験し、153点だったため、なんとか次第点だろうと踏んで、勉強を終わりました。(もう勉強に飽きていたので、限界でした)
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レジュメ/エッセイ
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AGOSの「TOP20 MBA出願トータルサポートパッケージ」を利用しました。このパッケージでは、経験豊富なプロのMBAコンサルタントから、出願までのスケジュールを逆算したアドバイスを定期的に受けられます。特に英語力に不安はあったので、日本語でじっくりエッセイに取り組めた点はよかったです。
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ネタ集めとして、コーヒーチャットが有益な手段かと思いますが、私は本当にコーヒーチャットが苦手で、何を話したらいいのかよくわからず、、、
こんな私を快くコーヒーチャットしてくださった各校の先輩方には感謝してもしきれません。ただコーヒーチャットのアドバイスとしては、学校に入ってから気づいたよかった点と入ってから実はギャップがあった点は必ず聞くようにしていて、そこで入学してからのイメージを掴むようにしていました。 -
エッセイでは、自分が入学することで学校にもメリットがある(貢献できることがある)ことを強調できるように意識して書いていました。
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推薦
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派遣元の直属上司に依頼して作成いただきました。
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インタビュー
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基本的な質問への回答を準備した後は、とりあえずまた回答を丸暗記し、AGOSのネイティブと3回程度セッションをしました。現地に面接に行くこともあり、行ったらなんとかなるだろ!と謎の強気でした。
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私は対面インタビューだったので、拙い英語を補うべく、身振り手振り、時には顔芸でなんとか乗り切りました。アドミの観点からは現地かオンラインかは全く変わらないと思いますが、私は現地に行って良かったと思ってます。
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最後に
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MBA受験プロセスは、人生で一番勉強した気がします。いつも夢はあまり見ないのですが、受験中はIELTSを解いている悪夢をみたり、精神的には疲れていた記憶があります。そんな中、家族や友人、会社の皆様にも応援していただき、なんとか完走できたなと!たまには息抜きもして、頑張ってください!(もう十分頑張ってると思いますが)
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テストで苦しんでいる皆様、ぜひ前向きにWaiverも検討してみてください!TepperはEAを提出しましたが、その他Waiverでは3校出願して、無事合格もいただけました。テストももちろん大事ですが、それよりもEssayの内容、インタビューでの熱意、どれも欠かせないため、終盤の時間配分(どこまで粘るか)は早めに決めておくと気持ちが楽かもしれません、。
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受験中はどこにも受からないかもしれないと不安になる時もあると思います(私も2日に1回ぐらい考えてました)。ただそんな中でも諦めないこと、自信を持ち続けることが大事だと思います!寒くなる時期になってきましたが、お身体にお気をつけて!ピッツバーグでお待ちしております!
(参考までにAGOSの合格体験記も貼っておきます)
https://www.agos.co.jp/reason/success_voice/2025_mba_n_k.html
